特許調査

特許技術調査

製品企画、開発設計、製造といった製品化プロセスにおいて、既存の関連技術情報を収集してアイデアの重複を防ぎ、新たなアイデアを効果的に創出するのに利用する特許調査です。

特許公報は技術情報の宝庫であり膨大な量がありますが、適合率が上がる検索手法を採用することで効率よく関連技術情報を収集することができます。

具体的な技術内容に絞った特許技術調査と、技術テーマ等広い範囲を対象とした特許技術調査があります。

簡易特許技術調査（国内のみ）

簡易特許技術調査は具体的な技術内容を質問文として入力し関連する特許公報を検索抽出する調査方法です（コンピューターに「これこれしかじかの技術はありますか」と文章で質問するイメージです）。検索式を用いた調査のように関連する特許公報を広く集めることはできませんが、具体的な技術内容に関連する特許公報をピンポイント的に抽出します。

例えば、次のような作業に利用できます。

・技術内容に関連する特許公報を何件か抽出し、アイデア創出活動の参考として利用します

・本調査（検索式による調査）をする前の予備調査として関連特許公報を数件抽出し、本調査の方向を決めるための参考にしたり、本調査やご自身が行う調査に使用する特許分類やキーワードの参考にしたりします

無効資料調査

自社の製品戦略上において障害となり得る特許を無効化するための特許調査を行います。特許無効調査のポイントは、対象特許の権利内容を適確に把握して、特許無効化に向けてどのような公知技術があればよいのかを認識することが重要になります。特許部門での活動経験を活かして、特許権利範囲を十分に把握し、効果的な無効資料調査につなげます。